日本語版白書作成のための資料
このページは適宜, 加筆修正いたします.
白書の目的
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LSTとLSTに搭載する装置に対する, コミュニティからの科学的要求を広く集めること.
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白書のミッションは, 望遠鏡や装置の仕様が他の追随を許さぬものでありながらも実現性の高いものとなるように, 技術研究と開発の指針を示すこと.
2023年3月7日付け:"ほぼ最後"のお願いのメール
- とりわけ重要な2点は
「2. 引用する図の出典が正しく明記されているかご確認ください.」
「3. 内容の最終的な確認のお願い」
です. 最後までお手数をおかけしますが, ご確認と必要な作業をよろしくお願いいたします.
白書の各分野における初回説明会での資料
- 最新版(2022年2月17日12:45更新)
白書作成のタイムライン
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2021年1月中のできるだけ早い時期各分野の初回のオンライン会合時に, LST推進グループから, 「わかりやすい形で」LSTスペックをご提供。 -
2022年2月--3月 ........ 各分野のオンラインWorkshop期間
目的:各分野のブラッシュアップ, 執筆者の掘り起こし
オンラインWorkshopの発表者がその(sub)sectionの執筆者となることが自然ですが, 必須ではありません. オンラインWorkshopでご講演なさらなくても, 執筆者になっていただけます. -
2022年3月31日
各分野の検討事項の共有を目的に全班合同のワークショップ(全体会)を開催;班ごとの方針にもよるが, この時点で各分野の執筆者は, ほぼ決定している. ⇨ 決定している執筆者には, 全体会以前から執筆開始していただく. -
2022年4月1日以降のできるだけ早い日程で, 班長会議. 全体会の内容の検討と最終フィードバック
Q. 全体会で欠落が指摘された分野を(sub)sectionとして新設するか/既存(sub)sectionに含めるか? ⇨ 新設する場合, 執筆者の追加依頼を早急に
Q. 分野横断的に俯瞰するsectionをChapterとChapterのあいだに設けるか? あるいは、分野横断的に議論するChapter(e.g., 重力の支配する/しない系, 電磁波の放射機構)を新設するか? などの検討 ⇨ 新設する場合, 新たな執筆者の負担を考慮し, 班長や編集者が執筆することを基本方針とする。 -
2022年4--5月 執筆期間
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2022年6月1日(予定):原稿締め切り
ただちに, 編集者による編集 ⇨ 班長による, Chapter内の整合性確認
ひきつづき, 編集者, 班長, 有志による通読, 相互に修正意見を交換 -
2022年7月 .... 各subsectionの執筆者に原稿の改訂依頼
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2022年7月31日(予定):改訂原稿の締め切り
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2022年8月 .... ただちに編集, 引き続き編集者, 班長, 執筆者による最終確認
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2022年9月 .... 日本語版白書の公開, 天文学会学会年会時などを通じひろく周知
白書で論じていただだきたいこと
導入Section (班長さんがリード)
その分野の科学研究の全般的なレビュー
- 天文学を俯瞰したとき, どのような科学的問いが未解決なのか?その問いはどのような意味をもつのか?
- 大型単一鏡and/orサブミリ波でなければ挑戦できない問いは, 何か?(あとに続く, 「現在の研究」に関する, 一般論)
全般的な問いを細分化/具体化
- LSTでなければ挑戦できない問いは, 何か?(あとに続く, 「LSTでの各論」の導入や全容提示)
各論のsection
それぞれのテーマをsubsectionで構成 (subsectionごとに執筆者)
Subsectionでそれぞれの執筆者に論じていただきたいこと
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現状のサマリー
導入Sectionを踏まえ, その分野の現在の到達点は?(他の波長や装置、理論研究の到達点は?) -
LSTで実現してほしいことは何か? たとえば, ⇦ 今後, 加筆修正します。
- LSTで期待されること, あるいは次の10年程度で進展が期待できることは何か?
- 撮像視野1度四方が実現したら, 何がわかる?
- 撮像視野2度四方は実現できなくても, 本質的進展が期待できそうか?
- 広がった放射は, どのサイズスケールまで検出しないと本質的進展は期待できないのか?
- 広帯域分光では, どれほどの広帯域が実現しないと、ブレークスルーはないのか?
高分散分光では, どれほどの分光性能が実現しないと, ブレークスルーはないのか?Zeeman効果検出のためには, どれほどの分光性能と円偏波較正精度が必要か? - 突発天体に対する, 運用の機動性はどれほど必要なのか?
- ブレークスルーをもたらすような観測には, どのような運用 (観測方針, e.g., オープン・サーベイ中心で望遠鏡を運用してほしい) が理想的か?
技術開発側からSubsectionの執筆者に伺いたいこと
■ やりたいサイエンスの優先度も述べてください.
例えば, 技術的に実現が難しい場合, 何を第1世代装置で絶対実現し, 何を第2世代装置に託すのか?などを判断する際の根拠になります. 予算的に厳しい場合, 何かを諦めないといけません. 「何は絶対譲れなくて, 何は削ってよいのか?」をサイエンス側から示していただければ, 開発研究にとって指針となります.
「まずサイエンスありきで, 装置性能を決めるのか?」vs. 「装置性能を決めて, その範囲でできるサイエンスを考えるのか?」
□ 検討中の装置性能やスケールしてお考えいただけるような資料をLST推進グループで早急に準備します. したがって, 上のふたつの問いの答えは, 2つの中間になります.
□ AtLASTでは, 考えるためのベースとなる装置性能を提示せず, コミュニティに自由にサイエンスケースを考えてもらっているようです. LSTでは, この方針は取りません. LSTでは, サイエンティストが到達したい点(やりたいサイエンス)と技術面から到達できる点の両方向から検討し, サイエンスと技術研究がフィードバックしあうことで, より良い計画を作ります. 今回, まとめる白書は, サイエンス側から技術研究側へ投げるボールに対応します.
白書作成のためのSlack
招待リンク ... 無制限で参加可能です. 今後, 執筆者の皆さんにも使っていただきます.
白書執筆用 Overleaf
- 2022-03-01 ver.1.0 released by
takekoshi
Section1
Edit: https://www.overleaf.com/2148974835tdrsdjmvgxfm
View only: https://www.overleaf.com/read/qxgrzsrfknrh
Project summary (PS)
Edit: https://www.overleaf.com/8293244421bvcmdnzcdzmj
View only: https://www.overleaf.com/read/mwgqpxqfrbwg
初期宇宙における銀河の形成 (GF)
Edit: https://www.overleaf.com/3184249714bvcghpdxzwsj
View only: https://www.overleaf.com/read/gwrfmvxgrhhv
初期宇宙における大規模構造の形成 (LS)
Edit: https://www.overleaf.com/1471311947fsskzpjtybtp
View only: https://www.overleaf.com/read/nfvqsjwhycvf
超巨大ブラックホールと活動銀河中心核 (BH)
Edit: https://www.overleaf.com/8565338126hcxghfgptscf
View only: https://www.overleaf.com/read/mvkyvhgtnszs
近傍の銀河と銀河系 (GA)
Edit: https://www.overleaf.com/8862768278mtzptgmtckxm
View only: https://www.overleaf.com/read/skmnbrycrcjz
銀河系における星間物質と星形成 (SF)
Edit: https://www.overleaf.com/5881635825dygspqgcpbcs
View only: https://www.overleaf.com/read/xwvvghpqcpsv
太陽系 (SS)
Edit: https://www.overleaf.com/9182518858hrgbbsdqwzwq
View only: https://www.overleaf.com/read/jrgddzycptzr
宇宙化学 (AC)
Edit: https://www.overleaf.com/6232657994fnthjmyvmjkp
View only: https://www.overleaf.com/read/qvrhyggnrtyr
タイムドメイン科学 (TD)
Edit: https://www.overleaf.com/6298677186mkxwnpcygnsm
View only: https://www.overleaf.com/read/yzrqwxqznzpg
参考になりそうなリンク
0. LST
A. ホームページ
B. 白書案のOverleaf
C. 搭載計画中のカメラや受信機のスペック(早急に掲載します.)
1. Atacama Large-Aperture Submm/mm Telescope, AtLAST
- Use cases 2021年11月
- 2018年1月の研究会
2. 最近の関連する研究会
- 天文学会2021B企画セッション「次世代サブミリ波-テラヘルツ地上単一鏡」
- 国立天文台研究集会2021年3月(サブ)ミリ波単一鏡の革新で挑む, 天文学の未解決問題, 講演資料集への直リンク
3. 参考になりそうな他のプロジェクトのサイエンス検討資料
SPICA
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白書執筆者一覧は, 参考になると思います.
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天文月報特集号その1; 概要, SMBH, その2; 左記以外4分野
ngVLA
- 日本語版サイエンスブックニュース&イベントから辿る, あるいは, pdfへの直リンク
- 研究者向けの「ngVLA-J memo series」
SKA
EAO
- JCMTでの新カメラ(SCUBA-3)を念頭に作成したWhite Papers
4. 参考となりそうなレガシーサーベイの解説記事など
野辺山45m鏡レガシー・サーベイ
- 天文月報特集号その1; 概要や星形成, 銀河面サーベイの記事5本
- 天文月報特集号その2; 星形成, 近傍銀河面, 銀が進化の記事5本
5. 計画中あるいは立ち上げ中の望遠鏡の感度
LMT
- TolTEC連続波カメラの感度
6. お問い合わせ先
- LST日本語版白書編集者 .... 古屋 玲 (徳島大学・責任者), 竹腰 達哉 (北見工業大学), 河野 孝太郎 (東京大学), 田村 陽一 (名古屋大学), 川邊 良平(国立天文台)
- メールでのご連絡は, lstpt あっと googlegroups.comへお気軽にどうぞ.